信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

エコ

テレビでeco宣言SPなる番組をやっていました。
環境先進国のスウェーデンの取り組みが紹介されていました。北欧は地球温暖化がすすむと人間が住めない国になるため、取り組みも真剣です。既にエタノールが市中のスタンドで普通に供給されているのは驚きでした。


それに比べて日本の取り組みはまだまだという感じです。国全体を動かすには時間と金がかかるというのは理解できるのですが、環境問題はそんなに悠長なことを言っていられる話ではないように思います。まずは、ひとりひとりの意識の改革でしょうが、折角飯綱町という環境の良いところに住んでいるのですから、自治体として先進的な環境への取り組みができないものでしょうか? 例えば、“自治体としてゼロエミッションを目指す” これって宣言するだけでも結構効果的かと思うのですが、この飯綱町から埋め立てゴミになるようなものを外に出さないってことです。出す時は必ず資源とする。ハードルはいくつもあるし、中だけで処理できないものも多い。けれども住民がそういう意識を持つってことも大切かなって思います。


そこで私の仕事である、住宅はどうでしょうか。家のエコの基準は、省エネで長持ちすること。この2つだと思います。以前書きました「家は小さいほど良い」っていうのも、使うエネルギーが少なくなるからなんです。そうすればCO2の排出量も減る。長持ちすれば、廃棄物を処分する時に排出されるCO2を削減できる。従って地球温暖化を防止できる。って言う論法ですね。エコと言った時、自然素材ばかりで家を建てることかと誤解される方もいらっしゃいます。完全な間違いではないと思いますが、自然素材に拘るあまり、環境に対して脆弱で、長持ちしない家を作ってしまったら…、そりゃ土には還るかもしれませんけど“エコ”とは違うんじゃないかって思います。


私の考え間違ってますか?