信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

どんど焼き

今日は地区の伝統行事のどんど焼きです。昨年は悪天候にたたられましたが、今年は朝方雪がちらついているものの、上々の天気でした。
昨年藁等を大雪の下にしてしまったためか、その分が今年に廻ったようで、非常に充実した大柄などんど焼き(どうろくじん…道陸神?と呼ぶ)となりました。
朝9時から始めた作製(ものづくりと呼ぶ)も手慣れたもので、1時間ほどで完成。
古い掛け軸など、普段の年では見たことの無いものが飾られた為、かなりビジュアル的に良い物になりましたね。
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改めて、夜6時半に点火。昨年灯油をかけながら、環境に悪いのを承知で無理矢理燃やしたのと比べて、今年の日は素晴らしい勢いでした。
小学生はこの火に棒の先につけた書き初めをかざして燃やします。燃えさしが高く舞い上がると字が上手になるという言い伝えです。
また、熾きになった状態のところでは、みなこぞって餅を焼きます。どんど焼きの火で焼いた餅を食べると1年風邪をひかないという、これまた言い伝えです。
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ここ数年、あまり条件の良くない状態でのどんど焼きを余儀なくされてきましたが、今年のように良く燃えると、行事としての印象深さが違います。もともと子どもの為の行事ですが、少子化の中でも続けて行く価値のあるものであると、再認識しますね。