信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

田宮二郎

高原へいらっしゃいなんて書くから思い出してしまいました。私小学校の頃から田宮二郎が大好きだったんです。


白い巨塔最終回前の猟銃自殺はすごかったですが、私が好きだったのはパイロット役をやった「白い滑走路」これ見て本気でパイロットになろうって思ってました。コックピット内のセリフで「フラップス ツー ゼロ」「ギア ダウン」なんて機長と副操縦士で操作を復唱しながら操縦してるんですけど、めちゃくちゃかっこよかった。完全に真似してました。


それと印象的だったのは医者の役をやった「白い影」山本陽子演じる看護婦が、爺(じじい)の患者に胸を触られそうになるんですよね。そのことを主治医である田宮にこぼすと、田宮は「なぜ触らせてやらなかったんだ…」と答える。いぶかしげな山本に対して、その患者の余命いくばくも無いことを告げる田宮。翌日再びその患者が山本の胸を触ろうとするのだが、前日怒られてるので手を引っ込めてしまう。その手をとって「いいのよ」と言いながら自分の胸を触らせる山本。患者の目から涙…。小学生が見るには少々難ありだったとは思いますが、いまだにしっかり覚えてるところを見ると、相当なインパクトだったのでしょう。


いい役者、いい作品でありました。もう少し年を重ねたあとのより渋い演技が見たかった。