奇跡のリンゴ

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録

以前書店でタイトルに引かれ買っておいた本をやっと読む事ができました。ひらったく言うと完全無農薬でおいしいリンゴを作った人の話なんですけど、単にその技術を紹介しているのではないんです。ひとつの思想と言うか、人は自然とどのように向きあって生きるべきか示唆を与えてくれる一冊です。

自然は無数の命がつながり合い絡み合って存在している。
農業は自然の手伝いをしてその恵みを分けてもらう事。
人間は植物の寄生虫である。

こんな言葉が気になりました。

ウチのまわりにもリンゴ畑はたくさんあります。元旦の区の総会の時にある方にこの本の話をしたら、無農薬リンゴはまず不可能だって言われました。でも弘前でできた事は飯綱町でもできると思う。簡単ではないでしょうが、誰かチャレンジしないかなあ…。