信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

これって間違ってる?

今日地元若手の飲み会がありまして、その中でホントに若手(^_^;の家電屋さんとの会話。
家電屋さん曰く、最近町の入札に参加した。学校ICT環境整備事業で町の学校にデジタルテレビを納入する仕事である。取引のメーカーさんと交渉を重ね、ギリギリの価格で入札した。ところがフタを開けてみたら、ものすごい値段で大手ヤ○ダ電機が落札していった。この学校ICT環境整備事業というのは、景気対策の一環で、100%国の予算のはずである。それだったら、町内業者の育成と、間接的だが町の税収確保という意味からいっても大手が落札して良いところは無いのでは無いか。との主張でした。


私も聞いていて全くその通りだと思いました。学校の授業の充実のためといいつつも、それは後付けの理由で、主たるところは景気対策ですから、これは地元業者にお金を回さないと、そもそも国の主旨に反するのでは無いか?事実近隣市町村では、同じ事業の入札にヤ○ダのような大手は入っていないんだそうです。
まあ、国だって財政は最悪の状態ですから、引き出せるものは目一杯引き出せって考え方もどうかとは思いますが、だからといって1円でも安く調達するのが今回の事業の主旨でない事は明らかです。


私達の考え方は間違っているのでしょうか?考えさせられる話でした。機会あれば町当局に聞いて見たいと思います。