信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

松本の展示会雑感

今日松本のある建材屋さんの展示会に行ってきました。こちら、県産材の構造材を積極的に展開する一方、パプアニューギニアのマホガニーでの家具、建具をプロデュースするなど、建材屋さんというよりも、建材メーカーとしての展開を進めている会社でした。この写真、マホガニー製のテーブルで、材料は輸入ですが、製作は県内ということで、実にしっかりとした仕上げとなっていました。そしてこれを説明する社長さんの熱の入り方といったら、ほんと大変なものです。壮大なビジョンをお持ちで、その実現のためにすべての商品展開が為されていることがよく分かりました。


この展示会、会場が2個所に分かれておりまして、移動の途中で松本空港のそばを通りました。何かブーンと大きな音がしたかと思ったら、頭の上をちっちゃなプロペラ機が通過。帰りに再び空港の近くを通りましたが、その時は飛行機が停まっている様子も無く、閑散とした雰囲気でした。この施設を維持していくのは大変なんだろうなと思いながら国の航空行政の無策を感じました。(急に大上段ヾ(;´▽`A``)
地方に空港ばんばん作って、そこに就航する便を確保するために、無理矢理JALにねじ込む。デタラメな収支で始めるのだから、採算があうわけが無い。JALもこんなふうになっちゃったので、松本からは撤退ですが、そのあとフジドリームエアラインズFDA)の就航が決まってるとのこと。JALと違ってFDAは空港ビルそんなに全部借りなくても良いと言うことで、こんどは空港ビル会社への賃料が少なくなるため、ビル自体の県営化も検討されてるという。
いろいろ複雑な問題もあり、簡単にはいかないんでしょうが、今迄松本空港にかけた分の予算を中央線の高速化に投資できていたら良かったんじゃないかなんて思ったりしています。やっぱお財布が違うからダメなんでしょうねえ。


てなことで、お前が余計なこと考えなくてよろしいと言われそうですので、今日はここまでσ(^_^;)