- 作者: 中野博,蓬台浩明
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/07/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今日は建設関係業種の研修会で、この本に取り上げられている都田建設さんの社長さん、会長さんの講演を聞いてきました。思わずtwitterでもつぶやいてしまいましたが、この会社凄い!何がすごいって、凄い事だらけなんですが、例えばわかりやすい例として、会社には売上目標とか、利益目標とかありますよね。これらはあたり前にこの会社にもあるんですが、その他にもうひとつ目標がある。それは「感動の涙」の数!つまりお施主さんを感動のあまり泣かせた回数の目標なんです。お客様が感動したかどうかというのは、担当者の主観になってしまうので、明らかに泣いたというのがカウントの基準なんだそうです。
うーん、ウチの場合お客様が感動で泣いたことはあっただろうか…。ウルウルぐらいはあったかもしれないが、号泣は記憶なし。どんなことをすれば、いや、どんな気持ちでいればそういう状況になるのだろうか。社長の話では、人の為に何かして、その人が泣いてくれたら本当にうれしい。だからもっと良いことをしようという「感動体質」が社員全員に浸透しているとのこと。この会社の商品は「人生観」なのだそうです。この状態にまで昇華するには相当な困難があったのでは無いかと思います。その本質をもう少し深く感じてみたいと思い、会場でこの本を購入してきました。帰りの新幹線で三分の一ほど読みました。何をしなければならないか(to do)ではなく、どうありたいか(to be)であると。
またひとつ、目標とする会社が見つかりました。まずは最後まで読んでと…。
おまけ
↑で大まじめに書いておいて何ですが、研修から帰ると息子がニヤニヤしながら、最近父のひとりごとが面白くないので母と協議したとのこと。そこで、こんなネタはどうかと提案してくれました。
夫婦の会話
私「かあさん、お茶ちょうだい」
妻「かあさん、かあさんて、私はお父さんの母親じゃないんだからね!」
私「えっ?」
ありがとう、そのうち使うよヾ(;´▽`A``