信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

リフォーム事情 住宅事情

ちょっと雨模様で、気温も昨日よりは多少下がったか。でも何となく蒸し暑い日でした。


今日は大規模リフォームのお客様のお宅で打ち合わせ。見積もりをお持ちしたのですが、予算額をオーバー。ご予算は聞いておったのですが、出来ればここまでお勧めしたいなって部分もありましてσ(^_^;)…まあいろいろ減工事を作って対応させていただくのですが、今日のお客様のお話が、何となく今の飯綱町の典型的な住宅状況なのでは無いかと思いました。

建築して30年40年経った家の場合、水周りは大体全滅。耐震性能、断熱性能は殆ど無いも同然。しかも屋根の鉄板は腐食が進んでいるといった、そんな家になっています。で、そういうお住まいを、それらの部分全て改修するとなると、増築を伴わなくても1000万円近い仕事になります。でも、直すのに1000万円かけるのだったら…って考えになる。とは言え新築という事になれば1000万というわけには行かず、しかも、現在の建物を解体するのに100万以上かかってくるのでそれも大変。
そのような思考の流れの中で、だったら他の地に住宅を求めるという結論に達することもあり得るんじゃないかと思います。


となれば、やはり中古住宅市場を近隣で作っていかなきゃなあ…と、改めて思った今日でした。