信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

無事点火

今日はどんど焼き。天気に恵まれ朝から準備。作った状態で雪に降られたりすると点火の時に悲惨なことになるのですが、今日降った雪はわずかでしたので無事点火できました。夜6時半。点火とともに勢い良く炎が上がります。子どもたちは正月の書き初めを竿の先に付けて集まります。どんど焼きの火で燃やした時に、空高く舞い上がれば字がうまくなると言われておりまして、遠火でよーく乾かしてから一気に投入します。思えば私が小学生の頃、一度も高く上がったことはなかった(;´Д`)仕方ないですね。
また、この火で焼いた餅を食べると風邪をひかないとも言われます。実はこの餅の焼き方ですがそれぞれ工夫しておりまして面白いんです。大きく分けて網派とホイル派に大別されまして、網派は長い柄を付けたり、針金のツルを付けたりして燠から出る強力な赤外線から自分を守ります。対してホイル派はその名の通りホイルに包んだ餅を燠の中に投げ入れます。場合によっては一部無くなってしまうのがホイルの欠点かもしれません。


そんなこんなで、今年も無事どんど焼き終了。今年の場合、全国見渡せば一部の地域で放射能の怖れ有りということで、どんど焼きが中止になっているところもあるとのこと。正直中止になったからってそれほど大きな影響がある行事ではないでしょうが、今年は中止だけど来年になれば大丈夫なのかってことになると、よけい対応が難しくなるような気がしますね。こんな伝統行事にまで影響出ていることにビックリです。