信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

技術について

今日は25日で月末まではまだ日がありますが、私が明日明後日と出張なので、月末のミーティングを今日行いました。
今日の話題は“技術”について。最近大工技術もプレカット中心になってきてますので、墨付け刻みをするケースが少なくなってきています。日程に余裕ある場合は手刻みにすることもありますが、立て込んできますとそういうわけにもいきません。効率と技術の伝承を両立させるということは、これはなかなか難しいものだと感じます。この際割り切って、大工技術は造作に限るとしても良いのかもしれませんが、それでは大工さんの腕一本で大きな建物を組み立てていくという醍醐味が味わえなくなり、どうしても機械に使われる印象となります。これは状況を見ながら、手刻みが全く無くなることの無いように段取りを組んでいくしかないようです。


大工さんだけでなく、設計や現場管理の部分でも技術の向上が必要です。図面で会話が出来るぐらいの表現力を持ちたいものです。特に昨今は住宅の性能というものが問われる時代。明確な性能の根拠を示せることが大事です。そのためには新しい知識の取得が大切。スタッフ一人ひとりが情報収集と研究に積極的に取り組むことが必要ですね。


とまあ、真面目な話をしていたら、毎年恒例の花見の日程を決めるのを忘れておりました。ミーティング終了後に若手から指摘があったのですが、やってる時に言ってよ…(;´∀`)
余り真面目な話だったので、花見なんて言う話を出しにくかったんだそうです。そりゃ悪かったゴメン(;^ω^)