今日、ネット上に激しく同意する記事があったので、思わずFacebookでシェアしてしまったのがこちら。
最近国の提供するプログラムによって、家の省エネ性能をこんな感じで表示できるようになったのですが、そこにこの記事のような問題が内包されてます。
上記の値は先日構造見学会を行ったお宅で計算したものですが、実は計算ソフト自体がweb上で公開されています。外皮性能つまり、建物の素の断熱性能の計算はちと面倒なのですが、ダミーのデータが入っていますのでとりあえずそれを利用するとして、ちょっといじっていただくとわかるのですが実は素の断熱性能がどうってことない住宅でも、太陽光発電を4kw程載せますとあーら不思議、簡単に星3つになっちゃうんです。
これってちょっと違うんじゃないかなってのがいつも思ってきた疑問。
後で取り付けることができる設備で家の性能を取り繕うのでは無く、後では性能アップが困難な基本性能を高めていかなくてはいけませんよね。
裸でカイロを10個も20個も貼るような、なんちゃって省エネ住宅は世の中から無くしていかなくちゃなりません。