朝、会社の近所で分筆の立ち会い。
農地を分割して農地転用許可を取り、そこに住宅を建てるという、この界隈ではごくごく一般的な手続きであります。
そもそも、農地は農地として確保するという農地法の基本的考え方があるわけで、許可を得るためにはやむにやまれぬ事情が必要となります。今回のお客様にはしっかりとした事情があるので、許可に対して不安はありませんが、いつも思うのは農地法のザル振りです。建物建てるにはしっかり規制ありますけど、耕作放棄に対しては全く無力。もっとも、転用を規制しながら減反政策をやるという矛盾をつづけていたのですから、仕方ないですね。
これからは農地の再編というか、優良でない農地については、転用を促進し、優良な農地は規制を厳しくするような政策が必要かもしれません。
