信越9市町村広域観光連携会議の総会がありまして、北信地方事務所へ。
総会自体は極めて形式的なものですが、そのあとの講演会を聞きたくて参加したという次第。
講師は経済産業省の山田雄一さん。この方の話、以前にも聞いたことがあって、非常に興味をそそられる話だったのです。で、今回も期待大。
今回は国の観光ビジョンについてお話しいただきました。現在インバウンドの増加で、訪日外国人旅行客の目標を上方修正するみたいな鼻息の荒い話になっていますが、実はその背景には観光消費全体は減っているという現状があります。つまり、日本人が国内旅行に出かけなくなっているわけですね。結局給料が上がらないと、観光にお金を使わないわけです。
そこで、外国人に期待するわけですが、現状国内の旅行者が多いところに外国人も多く訪れているという大原則は変わらないようで、長野県は外国人が多くなったとはいえ、効率よく取り込めているかというとそうでもないらしい。
そのためには、観光地のマーケティングとブランディングが必要で、その戦略策定にはいわゆるビッグデータの活用も必要ですよ…ってな話に展開となるわけです。
公演終了後、個人的に質問させていただき、ちょっと先が見えた話もあります。今は内緒(^_^;)