今回の旅のメイン、フライブルクのまちづくりを学ぶということで、現地在住の村上敦さんの案内で、大変密度濃い1日を過ごしました。
こちら、説明をしてくださっている村上敦さん。
で、フライブルクの何がすごいって、中心部の街並みはこんな感じ。中世の雰囲気が色濃く残っているわけですが、一旦は戦争で焼けてしまったものを、戦後以前の形そのままに復元していること。そして、人口20万人の都市でありながら、公共交通として写真に出ているトラムと呼ばれる路面電車が7分間隔で走っていること。しかも24時間運行!
そしてこちらがフライブルクの中でも特に特徴的なまちづくりを行っているヴォーバン地区であります。
緑豊かな住宅地でありながら、人口密度を大都会並みの140人/haに設定しています。これは街区を貫く形で運行されているトラムの経営が成り立つようにという発想。それと緑の量をを両立させるために、街区の中から車を排除してしまいました。この辺の発想がすごいところ。
そして、大手のデベロッパーが入っているわけではなく、区画ごとにコーポラティブハウスとして建てられている住居が多いため、建物はそれぞれ個性的です。
他にも書きたいことは沢山あるのですが、現地ネット環境の耐え切れないほどの不安定さの中で書いておりますので、この辺で…。
明日はもう帰るのみ…寂しいです。