信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

熱容量実感!

今日も引き続き暑い一日でした。長野市あたりでは30度以上の真夏日だったようで、こちら飯綱町でもそれに近い気温に達したのでは無かったでしょうか。


さて、そんな暑い1日でしたが、午後ある会議がありまして、飯綱福祉センターに行くと、中がエアコンも無いのにひんやり涼しい。この建物はもう何十年も経つコンクリートの固まりみたいな建物です。最近では老朽化が進み、耐震基準にも合わない為いろんなところにつっかい棒がされてるような施設なんですが、この涼しさは特別。いつもファースの家の特長は熱容量ですって言っている、その“熱容量”を実感できるんです。これは何故かって言うと、コンクリートの固まりのような建物ってのがその理由。一般の木造の家などに比べて建物が非常に重いんです。一般的に重いものは熱に対して、暖まりにくく冷めにくいという特徴があります。だから、急に外気温が今回のように上がっても、その熱容量によって急に気温が上がったりしません。だから、今回のように急に気温が上昇しても、内気温はそれほど上昇しないんですね。ただ、この福祉センター、コンクリートがむき出しで、毎日のように外から熱し続けられると、今度はなかなか下がらない。つまり本当の真夏の会議では、夜になってもなかなか室温が下がらないということにつながるのですが。


ファースの家の熱容量は当然のことながら、コンクリートで実現しているわけではありません。木造の柱や梁を外から断熱材で覆うことと、床下に設置されるタイトプレートという蓄熱材によって、熱容量をあげています。これによって、年中急激な温度変化を抑え、快適な空間を創ってるんです。


一応最後は宣伝でした。σ(^_^;)