コンサルタントと称する肩書きを持った人がいます。商売をどのようにやったら成功するかを指南する人ですが、場合によっては実際に商売をやった事が無い人だったりもします。ある程度のことは、経営書の類いを紐解けば出ている事もあるかと思いますが、本当のギリギリのところは、やはり実際に経営をした事がある人でなくては分からないでしょう。今日はその実務家の方の話を聞く機会がありました。
実体験から出てくる言葉というのは重みがあります。今日聞いた言葉の中で印象に残ったものは、
「お客様の発信する暗号を解読する能力を身につける」
というもの。ある意味感性といえるものですが、お客様の事をもっともっと深く知ろうとすることが大切で、往々にして我々はお客様の事を知らなさすぎる。お客様の抱える問題を解決してあげるという事が商売の基本であるという事を、ちょっと忘れておりました。
また、こんな言葉もありました。
「社長が成長しないと社員も伸びない」
非常に厳しい言葉ですね。
その他もっともっと実務家ならではの言葉があったのですが、あまりに自分に対して突き刺さる言葉の為、ここは敢えて深く胸にしまっておきましょう。
明日はもっといい会社にするぞと心に誓って帰途についた私でした。
