信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

気概

披露宴から一夜明け、朝からうずくぼ工房さんの現場を見学させていただきました。古民家を再生するその気概に感動を覚えました。こちらの写真は約130年前に建築されたお宅を再生されている現場です。基礎もなるべく元の状態のまま使い、強度の不足する部分は内側に補強を行い、土台と緊結するという手法をとられていました。今日見学している時に、小屋組みの上に挟まっていた古ーいお札が出てきたりして…、これがもし建替えちゃったとしたら、そんなものがあったのも知らず、解体処分されたんだろうと思うと、この仕事の意義が明らかになってきた感じです。


見学後、こちらのお宅のお施主さんに、「いも炊き」というこちらの地域の料理をご馳走になりました。里芋を鶏肉等と一緒に煮たものですが、これが美味。大鍋で煮た「いも炊き」を振る舞いながら、いろんなことを嬉しそうに話す施主さんに、うずくぼ工房さんとの良い関係を見ました。
昨日の披露宴の疲れもあるでしょうに、朝から案内していただいた、山本社長と専務に感謝しつつ松山を後にしたのでした。


さて、暖かい四国から戻った飯綱町は、非常に冷え込んでおります。お酒を飲んだあと数日は、私にとって風邪の危険日。気をつけましょ(;´∀`)