信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

字の汚さと味

たまに筆字で礼状書いたりしているというのは、何回か書いたことあるかもしれません。
しかし、字が下手なのもこれまた事実。

この時の汚さを“味”に変えるには、いくつかのコツがありまして、試行錯誤した末の私なりの結論をお聞きください。

1 道具は吟味せよ
弘法筆を選ばずと言いますが、技術に劣るものは道具に頼るしかありません。
私はぺんてる筆の“すき穂”または“つみ穂”を使います。

2 字の大きさを揃えるな
字が下手な人は無理やり揃えようとすると味が出ません。わざと大きさを変えるようにすると変化が出て味となります。

3 見栄えの小細工をせよ
落款風のゴム印があります。ネットで注文できます。これ使って最後にちょっと赤いの入れるとぐっと引き締まります。
また、紙をそれなりの和紙とか使いますと、格調も出ます。

こんな悪あがきをしますと、明らかに汚い字でも味と見える場合もありますので、お試しあれ。