長野県建築士会の会員が集まる一番大きなイベント、建築士フォーラムが開催されました。今回は中高支部の担当ということで、会場は中野市〜山ノ内町。ウチから車で30分ぐらいのところですが、このような企画でもなければなかなか行かないところでもあります。
今回参加したツアーの目玉は「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルになったと言われる渋温泉金具屋さんの見学。
なるほど歴史の宿。建物の構成は基本その時代の観光ニーズに応える形で決まってきたみたいで、思っていたよりも現実的。
増築によって外壁だったところが間仕切り壁になっても、外部だった時の風情を生かしてあったりと、その時その時の工夫がよくわかりました。
あと面白かったのは「WAKUWAKU やまのうち」の方からの温泉街の活性化の話。
リノベーションでオシャレな飲食店に生まれ変わった建物によって、寂れた通りに人通りが戻って来つつあるとのことで、ぜひ参考にしたいなって思いました。