信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

2日連続で

何したのかって言うと、2日連続で地元のカラオケスナックMAMIに出没したと言う話。
昨日はPTA役員の引継で12時過ぎまでいたのですが、今日は午前10時前に登場。何と10時間経っていないんです。


午前中からの登場にはワケがありまして、地元福祉関係NPO SUNと笑劇団芸術屋本舗とのコラボレーション企画第二弾「芸バーinMAMI」が開催されたのでした。この企画は知的障害者の皆さんにもカラオケスナックの雰囲気を味わってもらおうと言うもので、普段はキレイなママさんがいるお店なのですが、今日は私がママに扮しまして(まさにゲイバー)イベント司会と接待をさせていただきました。
これ、写真はあるのですが、あまりに刺激的なんで割愛。回りの皆さんからは、こういうママさんいるよね…という高い評価をいただきました。別名「細木とら子」朝っから母親に着物を着付けてもらって登場するなんざ、何だかなって感じです。
で、そんな気持ち悪いママに若干引きぎみだった障害者の皆さんも、30分も経つとだんだん楽しみ方が分かったのか、ばんばんカラオケやってました。


すごいなって思ったのが、最初私がコブクロの桜を歌った時に、横で一緒に歌ってくれた知的障害のある女性。言葉は不明瞭なんですが、メロディは忠実に歌ってるんです。あとでいつもお世話してる方に聞いたら、彼女は字は読めないし、コブクロなんて聞いたことなんか全く無いって言うんです。ってことは、私が歌ってるのを聞きながら、それをリアルタイムで再現していたんですね。そんなこと普通出来ますか?
そんなびっくりやらうれしいやらが交錯しながら、2時間があっという間に過ぎていきました。参加していただいた方は皆一様に楽しんでいただいたんだと思います。よかったよかった。


で、午後は同じNPOが主催する自閉症に関するセミナーに参加。この手のセミナー初めてだったのですが、なんか目からうろこって感じでした。PTAなんかでは「地域で子どもを育てる」なんて考え方が最近流行していますが、同じように地域で障害者の面倒を見ることって大切なんじゃないかと思いました。今日のセミナーの参加者は福祉関係者と自閉症の子どもを持つ親がほとんど。本当はここに普通の住民が多く参加して、自閉症や多くの知的障害についての理解を深めれば、近所に障害者がいても、みんなの目で見守る事が出来る。わざわざ施設に入れなくてもよくなるケースが増えるのではないのかと思いました。


あとで考えたら、実は今日は午前午後1セットのセミナーだったのかななんて思ったりなんかして…。