信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

お金もうけ悪いことですか?

(髪の毛切ったので名刺用写真撮ってみました。本文の内容とは全く関係ありません)



タイトルを見て「ツチクラはそんなに儲けていやがるのか!今度は値切ってやろう…。」って思ったあなた。完全な早とちりです。取りあえず最後まで読んでください。いきなりこう大上段に振りかぶらなくても良いかとは思ったのですが、なんだか急に思い立ったので書いてます。こんなこと話題にすると、冒頭のように「儲けてる!」という反応と、逆にうがった見方で、「いよいよヤバイか!」というリアクションが返ってくるかも。ちょっとリスクのある話題なんですが敢えて採用です。


このタイトル、ご承知の通り、かの村上ファンド村上世彰が記者会見で吐いた言葉ですが(旬の話題じゃなくてすみません)、つまりは法律に触れなければお金を沢山儲けても良いと言う理論です。


何だか正しい気もするけど、どうも気に入らないって思いません?
企業経営者としては、利益が無いと始まらないのは当然のこと。利益を得ることをお金もうけと言うのだとすれば、お金もうけは全く悪くない。かえって赤字を出すことの方が罪悪ですね。


ではなぜ気に入らなくなっちゃうのか?やっぱその手法が問題なんですね。倫理観て言えばいいのか、法律に規定はしていないのだけど、普通それやったら激怒したり泣いたりする人が出ると思えば、行為としてやるべきでは無いですよね。そう考えると、話は単純。みんなが喜んで、誰一人として悲しませないで得た利益は、いくら儲けようが正当な利益。ただし、その儲けを人に自慢しちまうと、気分を害する人が出てくる。人って他人の儲かった話は大っキライですからねえ。だから、儲かった自慢は倫理的にはNGなんです。頑張って静かに儲けようではありませんか。σ(^_^;)



とは言うものの、なかなか今の時代、そんなに思い通りには行かないのも事実。まず第一に、私自身儲けることを悪だと思ってる節がある。誰かを犠牲にしてなんて思ってないのだけど、利益を取ろうとするとお客様が離れて行くような気がして…。やはり、絶対的な価値を持たせて、自信を持って利益を得るようにしたいですよね。まあ、その為にファ−スを導入したりして価値を高めているのですが、その価値をお客様に十分理解していただくこと、そして価格を価値に見合ったものにしていくことが、これからの課題です。

「抜群の性能、価値あるものを、納得の価格で」

結局面白みの無いコピ−に落ち着いてしまいました。う−ん、つまらない…。

やっぱりこう…

「お客様の笑顔が私たちへの報酬です!」

ってな感じの方が、本音だけどきれい事すぎてウソ臭いけど、どっちかと言えばそれらしいかなあ…。


とまあ、依然としてゆらゆらこんな状況ですから、私なんか見積もり出す時に、高くないかな…っていつも気にしてる。安過ぎないかな…って心配したことなんかありません。(出した後で、こんな値段で出来るのかなあ?って心配したことはありますが…)
いつも結構ギリギリの線で見積もり出してるので、それ以上はあんまり値切らないでくださいね。


…最後の1行が今日の本音だったりなんかして\(;゚∇゚)/