信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

少数派のプライド

カッコいいタイトル付けましたが、何のことないパソコンのことなんです。実は私マックユーザーでして、このひとりごとの更新も、メールの送受信も全部マックでやってます。ご存知だと思いますが、マックはApple ComputerのMacintoshのことですね。
で、現在世の中のパソコンの9割方がWindowsですから、こちとらかなりの少数派。世渡りしていくにはかなりの損を覚悟しなきゃならんのです。
実は今日メール添付であるファイルが送られてきました。どんなファイルであってもMacで受信したからといって開けませんというのは、少数派のプライドが許しません。それなりの投資もしてますし、今までもいろんなファイルをMacで開けてきました。
でも今日のはちょい苦戦しました。実はExcel2007とWord2007のファイルだったのですが、Wordの方は何とか開いたのですが、Excelの方がダメでした。仕方なくWindows機(一応机の上にはWindows機もある)の方に移して開けました。最初っからWindowsでやれって言われそうですが、そこが少数派の意地なんです。


ここから先は私の独断偏見ですので、間違ってるって言われても謝ったりしませんのでご容赦ください。
マックユーザーの大半はマイクロソフトとビルゲイツが大っキライです。何でかっていうと、MacOSを真似してWindowsを作って、それがまた超ダサいにもかかわらず、世の中のデファクトスタンダードになっちゃってるってのが気分悪いのです。
ホントはマイクロソフトOfficeなんてものは使いたくないんだけど、添付されて送られてくる書式が殆どWordだったりするので、読めないとなると業務に支障をきたす。強気にもうちょっと汎用性のある形式で送ってくださいなんて言っても、今どき逆に嫌がらせみたいなもんなので、しぶしぶWordを起動するんです。それにしてもWordってなんでこんなに使いにくいんですかねえ。わたしゃ生粋のマックユーザーですから、ワープロといったらエルゴソフトのEGWordなんですよ。知らない?…知らずば言って聞かせやしょう!


ここからまたマニアックで訳わからない話もあると思いますが、どうか我慢を…。
そもそも私が最初に手にしたパソコンはMacintosh IIsiでした。その頃はNECの98シリーズ全盛。Windowsはまだ3.1で全く使い物にならないと言われてた時代でした。最初のMacとともに買ったソフトが3種類。そのウチのひとつがEGWordだったのです。EGWordに付属のIME(この頃はFEPフロントエンドプロセッサと言っていた)がEGBridgeと言うんですが、これが優れもの。何たってMac OS自身が日本語に対応してない時から作ってるんですからそりゃあもう素晴らしい。後からジャストシステムATOKが参戦しましたが、何たって歴史が違いますよ。当然今でも愛用してます。


その頃のMac OSは漢字トーク6.0.7 パラメトリックフォントなんてのを使ってApple Computer製のスタイルライタというインクジェットプリンタで出力してました。その頃のワープロなんてまだ倍角なんて言って、幅だけ2倍になるようなギザギザした文字を使っていた頃、Macからは好きな大きさで滑らかな文字が打ち出せたのです。


IIsiと一緒に買ったディスプレイはモノクロ12インチ。13インチカラーというのが既に出ていたのですが、敢えて、本体フロントのカーブがピッタリ揃ったモノクロを選択しました。カラープリンタがまだ無かった時代ですから、ディスプレイだけカラーでも意味無かったんです。でも、パソコンの画面は殆ど真っ黒だった頃、グレースケールの階調は鮮やかでした。ただ、後で買ったお遊びソフト「シムアント」は、アリの生態を模したシミュレーションゲームだったのですが、自分の蟻が黄色で表現されてるはずなのに、モノクロだと白に近くなっちゃってすぐ見失ってしまうという欠点はありました。まだインターネットなんて言う言葉も無く、完全なスタンドアロンで使っていた時代でした。


そんなMacをいよいよ電話回線につなぐ時代がやってきました。
その頃は私にとっての2代目PowerMacintosh7500/100となっていました。モデムをつないでピーゴロゴロってやりながら、当時全盛のニフティサーブのフォーラムに参加したり、ちょっとしたアイコンをダウンロードしただけで楽しかったなあ。
でもこの頃のMacはいまいちカッコ悪いんです。Apple Computerの社長が確かマイケル・スピンドラーだった頃じゃないですかねえ。この社長最悪だった。この人失脚してからギルバート・アメリオっていう首の太いおじさんが社長になった時、次期OSのためにNeXT社を買収した。このことによってApple伝説の創業者スティーブ・ジョブズが返り咲くことになるんです。この時は感激しました。身体が震えましたよ。


おっと調子に乗って書いていたら、こんなになってしまいました。続きはまた今度にします。