あえて書かなかった先日の島田紳助の話じゃないですが、違法とは言えないけど、道義的にはやらんでしょってことって、世の中には結構あるんでしょうかねえ。
今回身近でそういうことがおこりました。ちょっと詳しくは書けないのですが、自分がお金を出して建てた建物なのに、最終的に所有権を失うという、えっ？というような話。
別に借金とかの話じゃありません。そりゃ建てた方の法律的な知識が足りなかったのかもしれません。当事者間の口約束は第三者に対抗できないという事実もそりゃその通りです。
確かに最終的にその建物の所有権を放棄するという決断をしたのは本人ですが、そう決心するまでには相手方のいろんな手法を使っての精神的な圧力があったわけです。やってることに違法性は無いかもしれないけど、そもそも建物を取るか金を取るかってスタンスで乗り込んできていて、送られてくる文書にお化けのような怖さをちりばめてるんです。
今回の事件には弁護士さんが依頼されていたのですが、もうちょっとなんとかならんのかなあってのが印象。グレーな方々が世の中にいるってことが今回よくわかりましたので、自分としては建物を造る者として、お客様の将来的なリスクを減らす方向での的確なアドバイスができる存在でありたいと思いました。
