信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

その日は静かにやってきた

久しぶりの日記なのですが、私にとって悲しい出来事の報告です。
実は先月の29日、弊社会長である私の父が息を引き取りました。享年78歳。日本の男性の平均寿命よりちょっと短い一生でした。29日の夕方、母からのちょっとおかしいみたいとの訴えで駆けつけてから2時間足らずの間に、静かに呼吸が弱くなり、苦しむことも無くその生涯を閉じました。父は3年前から闘病生活を送っていたのですが、本人の強い希望で病気のことは一切誰にも知らせず、家族もひた隠しに隠しておりました。そんなわけで父の死は親戚をはじめ多くの皆様に驚かれ、中には、どうして知らせてくれなかったんだと詰め寄る方もいらっしゃいました。申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、何と言われようとも私は父の希望を最後まで尊重することが出来て本当に良かったと思っております。


そして昨日2日は告別式。大変多くの方にお焼香いただきました。その数に、本当に多くの方に慕われていた父の凄さを感じるとともに、それを引き継ぐ責任の重さをひしひしと感じました。

間に友引を挟んだために、火葬まで3日間、家族でゆっくりと別れを惜しむことが出来たのは本当に良かった。別れを惜しむといっても湿っぽいものでは無く、常に笑いの絶えない本当に幸せな時間でした。


さて、明日から仕事に復帰します。
生前父がお世話になった皆さんに感謝しつつ、今後よりいっそう頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。