観光協会の研修会で、地元飯綱町の観光資源再発見の旅、半日コース。
今回はいいづな歴史ふれあい館の小山学芸員に全編説明をいただきましたが、これがもう素晴らしい!
まずは丹霞郷。
単に桃の花の名所という認識しかなかったのですが、なかなか大変な物語があったのです。
昭和初期不況のあおりを受けてモノが売れない時代。長野商工会議所が観光振興策として信越高原一帯の観光資源掘り起こしを企画。PR役を依頼したのが当時西洋画壇の重鎮であった岡田三郎助画伯でありました。一行はタクシーを貸し切り妙高や野尻湖を視察したあと、夕暮れ時に通りかかった現在の飯綱町平出の桃畑の花盛りの風景に目を留め、急きょスケッチを始めたとの事。この偶然の発見が後に『丹霞郷』命名につながって行ったのだそうです。
また、有名な武州加州道中境碑にもすごい物語がありまして、こちらはまた長くなりますので、また書き加えるかもしれません。
もともと、観光協会といいながら、会員が地元の観光資源の事を理解しているのかという事で企画した研修会。
期待以上の内容に大満足でした。