バナナの花
会社の横、実家の庭にはこの辺りには珍しいバナナの木が生えています。
今日母親が、バナナの花が咲いたぞ〜と言うもので、見てみると確かに咲いていました。小さな実も付けております。
毎年花が咲くわけではなく、私の記憶では数回しか見たことありません。
実はこのバナナの木57年前に私が誕生した翌日に、父が仕事先のお宅から株分けをしていただいたものを植えたのだそうです。木といっても地上部分は1年ごとに枯れてしまうので、ずっと生えているわけではないのですが、その根っこは確実に50年以上生き続けているものです。
ずっと父が冬になればワラを掛けて凍結予防をして養生してきたもので、今は母がそれを引き継いでいます。母ができなくなったら私がやることになるのか…こういうことにはなかなかズクが出ない私ですが、枯らしてしまえば何となく私の命も終わるような気もしてきますので、やることになるのかもしれません。
まあ、こんな話題になることを仕掛けてくれていた亡き父に感謝というところでしょうか。