最近本もAmazonとかで買うようになってしまい、あんまり書店に行く事も無くなってしまったのですが、先日30分ほど時間があったので寄ってみました。やっぱり現物が沢山あるってのは良いですよね。そこで、ホントに感覚で買ってしまったこの本。サブタイトルに〜「負け」が「勝ち」になる生き方〜と書いてある。これはおそらく著者が考えたものでは無いでしょうね。著者はメジャー志向はいらんと言ってるのに、メジャー志向なのにメジャーになれなくて苦しんでる人間の感性を刺激するタイトル!と、相変わらずの天の邪鬼ぶりを発揮してる私ですが、この本、内容は良かったですよ。こういう生き方をマイナーというかはちょっと疑問が残りますが、肩に力を入れて生きる感覚が、ちょっと力が抜けてきます。
印象的な1節。
100%自分を分かってる人なんて誰もいない。それどころか、自分のことを正当化したいあまり、自分を誤解している人の方が多いかもしれない。むしろ、人から見た自分の姿のほうが、時に真実の自分に近かったりするのかもしれない。…だから人間「誤解されてあたり前」
他の人からどう思われたって関係無いじゃないかって話なのですが、ホントにそうだなって思います。
どちらかというと、常に理論の裏付けが無いと不安な私ですが、理論理屈の為に感覚が鈍くなっているのも感じます。すべての事を与条件から理屈で答えを導き出しても、例えそれが正解であっても、非常に遅い答えで全く役に立たない事もある。感覚を研ぎ澄ませて事に当たるには、時によって知識が邪魔になる事もある。
うーん、ちょっと分かんなくなってきたぞ。(´ヘ`;)
- 作者: 桜井章一
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2010/05/17
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (3件) を見る