信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

アスベスト

なんちゃってケンタッキーの下にいきなりシリアスな話題ですが、会社に戻るとお客様から電話。かなり古いお宅なんですが、お風呂の外釜の配管が壁を貫通する部分(わかりにくい表現ですみません)に使ってある綿状の断熱材が、アスベストではないかとの懸念です。早速伺いました。
こんなこともあろうかと思い、アスベストに関する資料を集めておいたのが幸いしました。まずその綿を少しつまんで指ですりつぶしてみる。粉々になればアスベストではなく、繊維状の物が残ればアスベスト。これはどうも良くわかりません。粉々になっているようですが、繊維状に見えなくもない。そこでもう一つの判定法。それは家庭用の酢に溶けるかどうか。溶ければロックウール、溶けなければアスベストです。酢をいただいてやってみたところ、見事に溶けちゃいました。これで一安心。これからこういう相談がますます増えるんでしょうね。心配ないですよって言えればいいのですが、そうでなかったらどうしましょう。
正直で思いやりのある対応。これしか無いでしょうね。