信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

選挙が無い

明日は本来長野県議会議員の選挙の日なのですが、うちの選挙区は定数1に対して立候補者ひとりの為、選挙は行われません。地元は大変静かでよろしい。


今日長野市内に行ったらまさに最後のお願い状態。ウグイス嬢の連呼の間に候補者本人のものと思われる声が入り、叫びあいになってる。一種のトランス状態になってるんでしょうかね。本人たちは結構快感になってるのかも。でも、有権者の立場から言うと、選挙カーでの連呼行為というのは票に結びつくのか非常に疑問なワケです。完全に自己満足と言ったら言い過ぎかもしれませんが、じっとしてたら気が狂いそうなので、取り合えず精神衛生上叫び続けているとしか思えません。(地元で選挙が無いからこんなこと書ける)


やはり本来は、ひとりひとりの政見を聞いて判断すべきなのですが、一般的には候補者全員が一堂に会しての演説会なんてのは開催されません。首長選挙になると最近は公開討論会があったりするのですが、議員だと候補者が多いのでなかなか実現できないようです。公職選挙法では、公示後の演説会は候補者本人が主催するものしか出来ないので、話を聞いて判断するのなら各候補の個人演説会を渡り歩かなくてはなりません。でも、個人演説会は実質その候補の支持者の集まりになってるので、選挙の参考にしようと言う人にとっては敷居が高いんです。


昔は立ち会い演説会というものがあったのですが、各陣営間の妨害行為とかが目立った為禁止となったのだそうです。まあその時はやむを得なかったのかも知れませんが、時代は変わったってことで、その辺の法律も改正するべきでしょうね。しっかりと話を聞いて、自分で判断を下す材料を得ることの出来る選挙。インターネットの活用も視野に入れなければならないでしょう。(現在はネット上での選挙運動は禁止)
そうなれば選挙カーによる連呼も必要無くなり、静かな選挙になるんじゃないでしょうか。