信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

役目を終えたか…

建築士会長野支部の三役会なるものがございまして、夕方出掛けました。私、現在この支部の総務委員長という役を仰せつかっておりまして、この役、結構忙しかったりもします。ここにきて私の中では、忙しい思いをして、いったい誰が喜んでくれているか不明確になってきたため、そろそろ引き時かなとも考える今日この頃なんであります。


で、そこに来て公益法人制度改革なんてものがありまして、他の役員さんたちもモチベーションを落としているのが現状です。何で公益法人制度改革でモチベーションを落とすのかといえば、今まで支部はあくまで長野県建築士会の下部組織という位置づけながら、その独立性がかなり担保されており、県下15支部、それぞれ特徴的な活動を行ってきました。ところが、その改革により、支部独自で行ってきた会計を長野県建築士会に統合する事になり、今まで独自の収益事業を行ったりして財源を確保してきた支部執行部のモチベーションが失われつつあるのです。ちょうど、長野市に吸収合併される町村のような心境とでも言いましょうか。


私は一級建築士の資格を取ってすぐ、建築士会に入会しました。その中で知りあった沢山の人からいろいろな事を学びました。そういう意味では、私の仕事人生の中では無くてはならなかった組織といえます。しかし、いまや同じ資格を持つものが集団となって何をするのかという、一番の目的部分が非常にあいまいな存在となってきてしまいました。
私個人的には、資格者の親睦と技術研鑽を目的とした、会員のための相互扶助的な組織であるべきだと思っておりますが、どうも今は、社会にアピールし、貢献する存在であるべきという方向に流れています。建築士一般を社会にアピールしてどうなるもんでも無いと思うのですが…何だかよくわかりません。


現状、会員減少に歯止めがかからない状況。この公益法人制度改革によって、おそらくもっと会員が減る事でしょうな。そういう意味では役目を終えた団体かな? 今日こんな大胆な事書いちゃって、今後会の中で居場所を無くしそうですが、それを承知で、敢えてそんなことを書いてる自分がいたりして…(; ・`д・´)