信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

高岡神社の杉

最後の1,000円高速の混雑にはまらないよう、速攻長岡から帰った私でしたが、さすがに疲れました。仕事をする予定が、午前中はダウン。お昼より活動開始しました。別荘地の売り不動産の写真を撮りにいった帰りにふと目に留まったのがこちらの高岡神社。参道の大杉は天然記念物としてそこそこ有名ですが、お祭りの時でもなければあまり近くに寄りません。つまり素面の状態では本当に久しぶりに見た高岡神社の大杉でした。


そこでこの写真。これ見ると、参道の大杉を植えた人は、まさかこんなにでっかい木になるとは思ってなかったんでしょうね。鳥居の幅とほぼ同じ幅で植えたら、今ではこの間を通るのさえ厳しくなりそうな状況。これでまた面白いのが、この杉の参道の先に社殿はなく、実際にはこれより向かって左奥にあるのです。資料によれば、この杉の先には飯綱社があった模様ですが、現存はしておりません。


この杉、これだけでも立派なものですが、以前には鳥居の手前にもっと太いのが生えていまして、平成5年落雷によりやむなく伐採となりました。雷が落ちて木のてっぺんに火がついてしまったのですが、うろになっているところに火が入ってしまったのか、なかなか消えず、しかも高さ40メートルもあるので、消防ポンプの水が届かない。はしご車をという話も出たのですが、道が狭く入れない。クレーンでゴンドラを吊って、そこに作業員が乗ってそこから放水したりもしました。ええ…別に私がやったわけではなく…私はそのゴンドラを固定する為のロープを下で持っていまして、向きを変える為に動いたら側溝にはまって足首捻挫という、活躍と言うにはほど遠い動きをしておりました。


久しぶりの高岡神社で、そんな懐かしいことを思い出した今日でした。