信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

学習しないといけません

昨日の冷え込みで水道の凍結等のトラブルが何件かありまして(自宅もそうでしたがσ(^_^;))その中には水道管がパンクしてしまったといったものもありました。


さすがに最近新築するお宅の場合は、基本的に氷点下になるところに水道管を露出するようなことはないので、まず凍結はしないのですが、古い建物だったりリフォームした建物の場合は予想だにしないところで凍ってしまうことがあります。意外に多いのが凍結防止帯(電熱ヒーター)のコンセントの入れ忘れと故障。それならコンセント入れるかヒーター交換すれば済むのですが、そうではない場合が困りもの。まずありがちなのは床下。従来の家は床部分で断熱してありますので、床下は断熱の外。それでも完全な外部よりは気温が高いので、通常の場合は配管に断熱のカバーだけすりゃほぼ凍結しないのですが、これがまた種々の状況によって凍ってしまうことがあります。安全側に見れば床下であっても凍結防止帯を巻いておけばいいのですが、電気代もかかることだし、もし故障した時の交換考えると出来れば巻きたくない。新築の場合のように基礎断熱にしちゃえばいいのだけど、一部のリフォームの場合はそれもままならず。
また、しばらく問題無くとも家族構成が変わったりして、お住まいになる人が少なくなったりするとそれだけで凍りやすくなってしまったり。(トイレや洗面所の使用頻度の問題でしょうかね)気象条件の変化から例年になく低温になってしまったりと、考慮すべきファクターはあまりに多い。


ただ、この地域で何十年も営業してきているわけですから、毎年似たようなケースが起きるってのはプロとして反省しなきゃなりません。それぞれの事例から学習しなきゃいけませんね。お客様に無駄な費用、電気代を使わせず、かつ凍結しない、そんなノウハウを確立したいものです。