信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

媒介

“ばいかい”と読みます。意味は両方の間に入って仲立ちをすること。「マラリアは蚊が媒介する」という具合に使います。(例えが悪いかなあ…他に思い浮かばないヾ(;´▽`A``)
でも、今日のは不動産の仲介のこと。これも専門用語で媒介と言います。


今日はこの媒介をさせていただいた不動産の最終引き渡しで、売り主さんと買い主さんにおいでいただいて、売買代金の受け渡し等の最終手続を行いました。


今回の物件は、地元飯綱町にもともとお住まいだった方が、住宅と宅地及び農地も含めて一切を売却すると言うもので、土地十数筆(土地の1区画を1筆“ふで”という)建物3棟を1人の方が買い受けると言うもの。殆どが農地だったりするので、売買価格はそれほどでもありませんが、農地法の申請とか結構細々した手続きがあります。実は今回売り主さんと買い主さんとの間で売買については既に合意をしている中で、売り主さんが県外にお住まいという状況もあり、あくまで手続き上の媒介と言うことで、私が仲に入ったのです。
媒介で一番大変な、買い主を見付けるという作業をしなくて良かったので、手数料も若干おまけ(媒介手数料は取引額に応じて最高額が規定されている)しちゃいましたので、当事者の皆さんにとってはお得な手数料だったのではないかと思います。


最終的には、売り主さんに、「最初は当事者同士で手続きをしようかと思ったが、頼んで良かった。これは自分では出来なかった」と言っていただきました。ちょっとウチの商売的には難有りの取引でしたが、喜んでいただいたのですべて“良し”です。


実は今回取引になった住宅部分には、既に新しい家族がお住まいです。またまた飯綱町の人口増加のために、間接的ながら一役買えたことに満足しています。