信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

飯綱町!

2007年7月16日10時13分。我が飯綱町がいきなり全国区に躍り出た瞬間でした。


私はというとお客様と事務所で打ち合わせ中。カタカタという振動がゆっさゆっさという揺れに変わる。けっこう揺れました。縦揺れが始まってから横揺れが始まるまでの時間が短かったのでこれは震源けっこう近いですね…とお客様と話す。少なくとも震度4以上はありましたよね…という感覚。
お客様のお宅ではお婆ちゃんをひとり残してきたので、もし家にいたらパニックなのでは無いかとお宅まで同行し、お婆ちゃんの無事を確認。それから事務所に戻って打ち合わせを続ける。ウチの事務所はものが落ちる事も無くいたって無事です。
ちょっとテレビをつけてがく然。飯綱町で震度6強なんて言ってる。何となく予想していたが、まさかそこまでとは…。何となくというのは、飯綱町の三水庁舎にある地震計はいつも周囲より1ランク必ず高く出るのです。地盤が弱いのでしょうか。まあそこからが大変。全国放送で飯綱町震度6強なんていうものだから電話がバンバン掛かってきます。主にウチで鍵をお預かりしている別荘のお客様。遠く離れていて自分が所有している別荘の所在地の震度が6強だなんて言えばそりゃ気になりますよ。おそらく心配ない旨お答えし、明日以降点検をする事を約束して電話を切る。


そんな中で、午後4時から地鎮祭を挙行しました! 何とその震度6強を記録した三水庁舎から300メートルほどの現場です。お施主さんは消防団で出動した法被のまま。お父様はガソリンスタンド勤務のため、周囲のお宅でバタバタ石油タンクが倒れた現場から一時戻って参加。そして神主さんはさっきテレビで地震時の状況インタビューされていたまさにその人。臨場感バリバリです。ご家族にとって7月16日はまさに忘れられない日になった事でしょう。


さて、今日も若干まわったところもあるのですが、明日は別荘を含めた点検に伺います。
繰り返し申し上げますが、ウチの会社自体は被害ゼロです。今日ご心配いただきました皆様に感謝申し上げます。