まずはこちらの写真をご覧いただきましょう。いまいちなにを撮ろうとしたのか分かりにくい写真ですが、よく見ると、木が数本倒れています。実はこれらの木は私が素手で倒しました。Σ(ﾟДﾟ；)
イヤ別に私が怪力だとか言いたいのではなく、これらの木はまともに根を張る事も出来ず、虫に食われたりして枯れてしまっていた木なのです。
今日は、これから着工する別荘の敷地に、伐採する木にマーキングをしに行ったのですが、立ち枯れ状態の木があまりに多く、その内の数本は、私が手で押しただけで簡単に根っこから倒れてしまいました。（下の写真）
もともとここはカラマツ林。戦争直後、早く育つという事でカラマツが植林されたようなのですが、ねじれやすい事などがあって、建築用材としてはどちらかといえば嫌われるようになってしまいました。その上、別荘地として売却されてしまっては、樹木の管理は地主に任されてしまう。当然地主は林業をやろうと思って土地を買っているわけではありませんから、建物を建てる段にならなければ放置です。そんな経緯で間伐等の手入れをされる事なく、こんな弱ったヤマになってしまいました。
幸いにもこの土地は建物が建つ為に、伐採を行い、残された木には日光も良く当たるようになるので、残った木は健全に育つはずなのですが、それもこの区画内だけの事。何とか更地に対しても、地主の自主性を待たずに手入れができる方策が必要ですね。
