信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

CASBEE!

キャスビーと読みます。(ビックリマークは乗りでつけちゃいましたσ(^_^;))
正式名称は建築物総合環境性能評価システムというんですが、住宅の性能品質や環境負荷の実態を客観的な数字で知ることが出来るツールなんです。実態はExcelのファイルなんですが、これに諸々の評価項目を入力していくと、自動的に評価が出来るしくみ。
実は今日そのCASBEEの講習会があったのです。それに先立って行われたのが“ふるさと信州環(わ)の住まい”の講習会。長野県の住まいはこうあるべきだって言う基準を、全国に先駆けて長野県が作っちゃったって感じのものなのですが、その認定基準のひとつにCASBEEの評価が含まれる関係で、抱き合わせの講習となりました。


実はこのCASBEE私以前から興味はあって、講習は受けたいと思っていたところなんですが、なかなか日程が合わず今日に至ったわけなんです。なんてったってこのツールは国土交通省が主導で作ってるものですから、ウチのように性能で売ってる工務店とすれば住まいの性能を客観的に示す事ができるので大いに利用したいところなのです。しかも今日の講師は住宅評論家の南雄三さん。この方の講演は10年以上前に聞いた事があります。非常に辛口でスパッと切るので、時によってはアタマに来るのですが、割り切りが鮮やかなので結構好きですね。
さすがに4時間の講習は疲れましたが、非常に実のある物だったと思います。CASBEEの評価項目をひとつひとつ確認しながら自社の家づくりを振り返っていけば、資産としての家の価値が上がっていくのだと確信しました。さて今後は7月に行われる評価員試験に挑戦です。勉強勉強っと(^ロ^)~~♪