信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

空き家対策

以前にも一度来社した信州大学の学生が今日もみえました。今回は空き家の実態を知るということ。農地の管理のため時々使っているだけの家や、長く放置したために朽ち果てようとしている家、他諸々を実際に見ていただきました。


一番の問題は空き家になることを地域全体の問題ととらえないため、そのまま放置してしまうこと。実態として、住み手がいなくなった時にすぐ貸したり売ったりする手だてを取ることができれば、巨大な粗大ごみを出さず、人口の受け皿にもなりえるのに、問題を先送りしてしまうから、最終的に解体して更地にするしかなくなってしまう。


移住者のリフォームに対して町が補助金を出すという方法もあるが、その前に空き家になった時に放置しないというのが、最善のそして一番簡単な空き家対策なのかなって、今日学生さんと話していて、自身が気付いたという感じです。


この学生さんたち、いつも手土産を持ってこられるのですが、私の商売のヒントにもなる話ができて、お土産までいただいて申し訳ない感じです。感謝。