信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

観光について考える

観光協会主催のセミナーが開催されました。講師は松本大学観光ホスピタリティ学科、山根宏文教授。教授は大手旅行会社出身。観光の第一線で活躍されてきた方ですので、事例も豊富で非常に楽しい講演でした。


地域の観光振興担当者の生かしたい観光資源のトップは「自然景観」「歴史的建造物」「特産品」だそうで、加えて今後取り組みたい「ニューツーリズム」は「グリーンツーリズム」「エコツーリズム」「文化観光」とのこと。…で、結局全国で同じことを考えてるということなんですね。その中で際立つにはやっぱり知恵をしぼらにゃならん。現在の顧客ニーズは参加・体験・交流で、土地でのふれあいを求めて旅に出る。新規顧客に向けてPRをするよりも、来たお客様の顧客満足を徹底した方がずっと楽。来た人によい体験をしてもらえば、今どきのこと…必ずブログ等で書いてもらえるから、そこからの波及の方が大きいのだと。


さて、それらの話を聞いた上で当地の売りを考えてみる。自然の景観と人、そして食。ひとつひとつに磨きをかけていかなきゃいけませんが、やっぱり今注目はウォーキングでしょうか。こんな私がはまってきてるのですから、美しい自然を楽しむことができる多彩なウォーキングコースがあればすごく人気が出そう。町内にはいろんな団体が設定したコースがあるわけで、そのコースの抽出と整理、そしてそれらを統一感ある道標で案内、整備できればいいなって思ってますがいかが?