信州飯綱町 工務店社長のおもいつき日記

地域活性化工務店という業態を目指して奮闘中のツチクラ住建土倉が、ゆる〜く書いてます。

地元で店を構えるって事

そろそろ歯の事も飽きて来たって感じだと思いますので、今日は別のネタで。


地元でお店を構えるお宅の、住宅リフォームの打ち合わせに行って来ました。もともと住宅部分の話だったのですが、若干お店部分にも影響が及ぶ事になりまして、商品の事をお話しする中で非常に興味深い事が…。よく見ると、実際の品揃えは驚くほど多いんです。地元のお客様がたまに買いに来たときに、無いと言うのは悔しいので、1年に1回の需要であっても、その 商品を仕入れて来たとのこと。ああ、そうすれば商品のラインナップは多くなりますよね。それが地元の需要に応えたという事になるのですが、逆にその事が特徴の無い店になってしまっている。


実は同じ事が我々地場工務店にも言えるのです。とんがった家作りをしたい場面もあるのですが、それをする事によって地元の近くのお客様の需要に応えられなくなったのでは、何のための地場工務店なのかわからない。結局、技術と人を磨いて、あらゆるご要望に応えられる会社にして行くしか無い…という結論になるのです。


地元で商売をするって事の課題は、業種違っても共通している部分あるなって、改めて思った私でした。